あなたに似合うドレスはどれ!?
一生に一度のウェディング。最も重視するポイントがウェディングドレスや色打掛などのお衣装ではないでしょうか。
ウェディングドレスひとつとっても、「白」はさまざまな色味があります。「純白」のホワイトから「少し黄色がかった」温かみのある「アイボリー」まで、さらにドレスの形や飾りなどを考えるだけで何百通りもあるとても奥が深いお衣装です。
今回のコラムでは、衣装迷子になりがちなウェディングドレスについて選び方を中心にご紹介していきたいと思います。
目次
ウェディングドレスの選び方のコツとは?絶対失敗しない選び方のポイントをざっくり解説。
自分の好みをイメージする
ウェディングドレスの選び方はさまざまですが、まずは自分がどんな花嫁になりたいのか、イメージしてみましょう。
Instagramなどで写真を見ているうちに、だんだんと「素敵だな」と思う写真のテイストに共通点を見つけるようになります。
その花嫁さまの着ているドレスを参考にたくさんストックしておきましょう。
ホワイト・オフホワイト・アイボリーの違いを知っておく
ウェディングドレスにもさまざまな「白」があります。
大きくわけて「ホワイト」「オフホワイト」「アイボリー」の3つに分けることができます。
「ホワイト」は「純白」とも言われる少し青みがかったホワイト。
「オフホワイト」は「ホワイト」に比べると少し柔らかいイメージです。ウェディングドレスの半数以上はこの「オフホワイト」で作られていると言っても過言でないくらいに需要があるお色味です。
「アイボリー」は生成り(きなり)とも言われうる、黄味がかった温かみのある白です。
綺麗に肌に馴染む上に見方によってはカラードレスにも見える人気のお色味です。
さらに詳しいお話は「ホワイト・オフホワイト・アイボリーではどれを選ぶ?」の章でご紹介します!
ドレスの形の種類を知っておく
よくウェディングドレス選びで注目される「ドレスの形」。
自分をどんなイメージで見せたいのか、さらには体型でカバーしたい部分や強調したい部分はどこかなども考慮しながら決めていく必要があります。
ドレスの形は大きく分けて9つ。
・Aライン
・プリンセスライン
・ベルライン
・マーメイドライン
・スレンダーライン
・エンパイアライン
・ロングトレーンライン
・ミニライン
・セパレートドレス
などがあります。
なりたいイメージ・似合う体型によっておすすめが変わりますので、「ウェディングドレスのデザインはどれがいい?重要ポイントなので慎重に。」の章で詳しくご説明します。
ドレスにメインで使われる素材の種類を把握しておく
意外と重要になるのがドレスの生地。
大きくわけて8種類の生地が使われることが多いです。
などになります。
形や色味が決まっても何かイメージが違う・・・となった場合には生地がアンマッチというパターンも多いです。
お好みの生地を見つけましょう!
ホワイト・オフホワイト・アイボリーではどれを選ぶ?
ウェディングドレスを選ぶ際に初めに決めるべきはズバリ「色み」。
純白系の「ホワイト」、お肌をやさしくみせてくれる「オフホワイト」、少し黄色がかった「アイボリー」の3種が主な色味となります。
1つずつ細かくご紹介してまいります!
純白系の「ホワイト」
純白系の「ホワイト」なウェディングドレスは、清楚感を際立たせてくれます。
上品な花嫁を理想とする方におすすめ。肌の色が白く目や髪の色が真っ黒の女性によく似合う、と言われています。
お肌をやさしい「オフホワイト」
「オフホワイト」は日本人の肌に一番なじみやすいお色です。ェディングドレスのほとんどがオフホワイトで作られています。
黄色みがかったの「アイボリー」
アイボリーのウェディングドレスは着た人の肌を明るく見せてくれ、健康的な印象を与えることができます。
綺麗に肌になじむので色黒でお悩みの方も違和感なく着ることができます。
また、カラードレスのような雰囲気もまとっているため、写真の幅を広げたい人にもおすすめです。
ウェディングドレスのシルエットの違い。あなたに似合うのはどれ?
ドレスの色味が決まったらお次はドレスのラインを決めていきましょう。
大きく分けて9種類の種類があるドレス。
一つひとつ”特徴”と”似合う骨格・体型”を解説いたします!
・Aライン
Aラインドレスは最もオーソドックスで花嫁にも人気のラインになります。
上半身がすっきりとしており、ウエストから裾に向かって徐々に広がる特徴があります。
アルファベットのAに似ていることから名づけられました。
Aラインが人気の理由は、スタイルが良く見えること。
ウエストの位置が高いため、足を長く見せる効果があります。
中に着る「パニエ」によるボリュームや、ドレスの後ろの裾であるトレーンの長さなどによっても印象が変わります。
【こんな方におすすめ】
低身長の方
⇨どんな体型の人にも似合うラインですが、背を高く見せる効果があるので、小柄な花嫁には特におすすめの形です。
・プリンセスライン
プリンセスラインはその名の通り、ディスニーのプリンセスが着るようなふっくらとしたラインが特徴的なドレスです。
ちなみに「プリンセスライン」という名前は、実際のプリンセスが愛用していたことに由来。
イギリスのエドワード7世の皇后アレクサンドラがプリンセス時代に着用していたドレスの形です。
Aラインとの違いは、Aラインよりもボリュームがあることが特徴です。
とっても可愛らしく見えるラインですが、シンプルな生地にすることで大人っぽさも出すことができます。
【こんな方におすすめ】
可愛らしい印象になりたい方
お尻の大きさをカバーしたい方
⇨スカートのボリュームが下半身を丸ごとカバーしてくれるドレスライン。
お尻の大きさが気になる人にもおすすめのドレスラインです。
ちなみに「日本人の体型に最も似合うデザイン」と言われていて、一番人気があるライン。
・ベルライン
中世ヨーロッパの貴族たちが舞踏会の衣裳として着用していたシルエットがベルライン。
ウエストが細く絞られており、腰から裾にかけて丸く鐘(ベル)のように広がっています。
プリンセスラインとも似ているのでデザインによっては見分けがつかないものも・・・
【こんな方におすすめ】
可愛らしい印象になりたい方
ウエストに切り替えがあるため、スタイルアップも叶います♡
小柄な方は、ウエスト位置を高めにすると着こなしやすく
背が高い方は、ウエスト位置を反対に低めにする方がバランス良く着こなせます!
・マーメイドライン
膝あたりから広がるデザインがマーメイド(人魚)のように見えることから名づけられたマーメイドラインドレス。
メリハリのあるデザインでスタイルがくっきりと出るのがポイント。
身体のラインが出るのはちょっと・・・という方には
ソフトマーメイドラインがおすすめ♡
マーメイドラインと、スレンダーラインの中間のようなシルエットが意外と人気があります。
身長が高い人に似合うスタイルですが、背が低い方も、しっかりと高さのあるヒールを履くとgood!
【こんな方におすすめ】
身長があり、スリム体型な方
ウエストがくびれて、バストとヒップがあるメリハリのある体型の方
・スレンダーライン
身体のラインが強調されるスレンダーなシルエットがスレンダーラインのドレスの特徴。
スカートにふくらみがなく、ストンとしたデザインで、ロケーション撮影にはピッタリのドレス。
トレーンが短いものなどは自分で持って歩けるのもいいところ^^
スレンダーラインの特徴は、身体にフィットしたストレートなライン。
マーメイドラインのように、身体のラインが強調される細身のデザインで、全体的にすっきりとした印象を与えるドレスです。
トレンドのドレスでもありますね^^
【こんな方におすすめ】
シンプルで大人っぽくスタイリッシュな印象を与えたい方におすすめのドレスです♫
スレンダーラインは、背が高くてスリムな体型の人におすすめです^^
マーメイドラインと同じくタイトなドレスラインなので、長身でスリムな人はそのスタイルの良さを強調することができます。
・エンパイアライン
胸下からの切り替えで、スカート部分が長い特徴を持つエンパイアライン。
お腹のラインが隠れるので、マタニティドレスとしても人気です。
プリンセスラインや、ベルラインなどのふっくらしたドレスを避けたい花嫁に人気です。
普段着るワンピースのような感覚に一番近いドレスですね。
こちらもロケーション撮影にはもってこいのドレスで、カナエルでも人気のドレスです^^
【こんな方におすすめ】
ナチュラルで上品な印象の花嫁になりたい方におすすめのエンパイアラインドレス。
胸下からスカートになるので、体型カバーが叶うエンパイアライン。
スタイルをよく見せたい花嫁にぴったり!低身長さんにもおすすめです^^
広がりが少ない縦長シルエットで、身長を高くスリムに見せてくれます。
スタイルを良く見せたい花嫁にぴったりですね。
・ロングトレーンライン
トレーンとは、ドレスの後ろについている引き裾のことをいいます。
ロングトレーンドレスの特徴は、なんといってもバックスタイルが素敵なこと!!
ちなみに、トレーンが長ければ長いほど格式高いとされていて、イギリスのロイヤルウェディングでも着られています。
ダイアナ妃が着用したドレスとしても有名。
階段の上から撮影するスタイルをよくみますね^^
チャペルを歩く姿もとっても素敵^^
【こんな方におすすめ】
エレガントでゴージャスな花嫁になりたい方におすすめのドレス^^
トレーンにより縦のラインを創ることができるので、スタイルアップにもおすすめです!
・セパレートドレス
おしゃれ上級者の花嫁から人気のセパレートドレス。
セパレートとは、トップスとスカートが分かれているドレスです。
トップスをレースにしたり、スカートを短くしたり、スニーカーを合わせたり・・・
その組み合わせは自由!どんなドレスにもカスタマイズできるのも特徴のひとつ!
よくロケーション撮影でも人気のスタイルですね^^
【こんな方におすすめ】
カジュアルでおしゃれな個性派花嫁になりたい方におすすめのドレスです^^
トップスとスカートがわかれている分、他のラインに比べて締め付けが少なく身体への負担を抑えられるのもポイント。
デザインを選べば、マタニティウェディングなどにもおすすめです。
ウェディングドレスの生地はどれがいい?なりたい雰囲気を考える。
ここからは、ウェディングドレスに使われる主な生地の種類とその特徴をご紹介します。
同じデザインのドレスでも、どんな生地でできているかによってスカートの落ち具合や、膨らみによって、その印象は大きく変わります。
あなたのイメージにぴったりの素材を見つけて、ドレス選びの参考にしてくださいね。
・ウエディングドレスの定番素材である「シルク」
シルクは、蚕の繭からとれた天然素材。
昔からウェディングドレスといえば定番の素材ですね。
シルクは汗染みができやすく、日光でも黄ばんでしまうほど変色しやすい素材でもあります。
ドレス決めの際にはしっかりと注意して見るようにしましょう。
シルクの生地は光沢のある素材で、サテンとは異なり重厚感があって、品のある美しさです。
なんと言っても触り心地が格別!!
・滑らかで適度な落ち感が写真写り抜群の「サテン」
サテンは、光沢がある生地なので、生地の輝きが華やかさをプラス。
手触りは柔らかくなめらかです。しなやかでドレープ性が高く、ドレスにするとラインが強調されてゴージャスですよ。
シンプルなデザインでも動きが出て、素材の良さが高級感を演出してくれます。
エレガントな生地なので、シンプルで大人っぽいドレスを好む人に人気があるみたい。
・硬質感が魅力の「タフタ」
タフタは、パリッとしたハリ感と独特の光沢感がある生地。
シワ感があって少し硬い印象があります。
着心地がとても軽く動きやすいので、花嫁に優しいですね。
・美しいドレープでエレガントな雰囲気の「シフォン」
シフォンは、オーガンジーとよく似ていますが、より柔らかく、透け感はオーガンジーほどありません。
とても軽いのでドレープ感がきれいで、サテンのような重みのある生地の上から重ねて使われることが多いです。
柔らかくて自然なドレープは、ボディラインを美しく魅せてくれますよ。
・リボンが人気。独特の透け感とハリが特徴の「オーガンジー」
オーガンジーはオーソドックスな平織りに特殊な加工を施した、透け感のある薄い生地のことです。
チュールとよく似ていますが、チュールのように網目状ではなく、半透明で軽い光沢があり、エレガントなドレスには欠かせない生地です。
上品な透け感とシャリッとしたハリのある素材感が、繊細な雰囲気を演出してくれます。
ドレス全体に使っても上品な透明感のある素材です。
特にスカート部分に使われることが多く、生地をたくさん重ねてボリュームを出しても、透け感があるので重たい感じになりません。
・軽やかさをプラスできる「チュール」
チュールは六角形やひし形の網目模様をした薄手のメッシュ素材のこと。
亀の甲羅のように見えることから、日本では「亀甲紗(きっこうし)」とも呼ばれています。
軽くて透け感があり、ドレスの華やかさを出すのにぴったりの生地です。
チュールドレスの特徴は、全体的に透け感があるので柔らかい雰囲気になること。
ふわふわした見た目で、花嫁からも人気のある素材です。
・ドレスを華やかに彩る「レース」
ウェディングドレスには欠かせないレース生地。
クラシカルで優雅な雰囲気にもなる上に、使用する部位によっては可愛らしい印象も演出できます。
例えば、胸元や背中、袖など一面にレースを使ったドレスは、繊細さと透け感が、豪華でもあり可憐な印象も与えます。
レースの模様によって、かわいいものも大人っぽいものもあるので、好きなレースを見つけてくださいね。
試着をする際にチェックしたいポイント。脱!ドレス迷子。
とりあえず気に入ったものを!と試着し始めるともうそこは迷路・・・。
抜け出すには一苦労!そうなる前にまずは選ぶポイントを知っておきましょう!
どこを見せてどこを隠す?体型の悩みをカバーするデザイン
◇二の腕の太さが気になる
ウェディングドレス選びで二の腕の太さが気になる・・・という方は意外と多いのではないでしょうか。
隠せるなら隠したいですよね!袖が肘まであるタイプのドレスなどで隠すこともおすすめです。
しかし、袖のあるドレスだとラインのデザインが限られてしまいます・・・
その場合には、オフショルダーで二の腕だけ隠すこともおすすめです^^
また、レトロモダンでクラシカルな長袖タイプのドレスも可愛いのでおすすめです^^
◇お尻のボリュームが気になる・・・
お尻の大きさが気になるという方は、スカートにボリュームがあるタイプのドレスを選びましょう。
エンパイアラインやAライン、プリンセスラインのボリュームがあればお尻の大きさは見えません。
特にプリンセスラインはウエストとのメリハリが強いので、上半身を華奢に見せてくれてお尻をカバーしてくれる効果があります!
ボディラインを強調するマーメイドラインやスレンダーラインなどは避けた方が無難。
どうしても細いラインのドレスを着たい場合は、リボンやコサージュなどヒップラインをカバーするような装飾があるデザインを選びましょう。
◇背が高い!
背が高い方には、マーメイドラインやスレンダーラインなど縦ラインが強調されるデザインがおすすめです。
背の高さを活かしてスタイルよく、おしゃれに着こなすことができます。
背の高さを目立たせたくない場合には、プリンセスラインやAラインなど下のスカートに目がいくようなボリュームがあるデザインでもよいでしょう。
◇背が低い!
ウェディングドレスを着るときはドレスのサイズに合わせて高いヒールを履くことがほとんど。
背の低さ直接的には、ドレスへ影響はありませんが、ロケーション撮影などで海へ行くなどのヒールを使えない!という際には、縦のラインが強調されるAラインがおすすめ。
ヘアスタイルもボリュームのあるアップヘアにして、大ぶりの髪飾りをつけるなど上半身にボリュームを持たせて目線を上げるようにしましょう!
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